2022年9月3日土曜日

三ッ沢公園改修に関する問題点についてまとめました

横浜みらいミーティングでは3回の緊急配信を行い、三ッ沢公園改修の問題を取り上げてきました。また、多くの皆さんのご協力を得てビラ配りも実施しました。9月8日が締め切りの市民意見募集により多くの方が応募いただけるよう三ッ沢公園改修の問題点をまとめてみました。以下の内容を参考にして頂き、是非多くの方に市民意見募集を行って頂ければと考えています。 

1

横浜市の三ツ沢公園はHPでは「深い緑の中の散策を楽しめる」と謳われています。上野の800本より多い1400本の桜や深緑の樹木を伐採しないでください。公園内にある桜の名所や緑豊かな環境を次世代に継承するとしながら、移植やあらたな植栽を基本とする計画を進めるのはおかしいです。


2

リーフレットの図で示された新たな球技場は、青少年野外活動センター、第2テニスコート、子どもがサッカーできる自由広場、少年サッカーの試合に多く使われる補助陸上球技場などを潰して作られます。プロスポーツ観戦のために、市民が運動に親しめる場を犠牲にしないでください。


3

リーフレットの図で示された新たな球技場は、崖や沢をならし、10m以上も標高差がある土地を造成するため多額な費用がかかります。一般の同規模のスタジアム建設の倍の費用がかかると建築家も言及しています。新設はせず、ニッパツのメインスタンドを屋根付きに建て直してください。


4

三ツ沢公園は横浜市民病院が隣にあるだけで周りに何もなく、地下鉄三ツ沢上町駅から徒歩15分、横浜駅から徒歩30分、近くにはバス停しかない場所です。現在でもサッカーの試合がある日には交通渋滞が生じています。これ以上の交通渋滞を巻き起こす新スタジアムの建設はやめてください。


5

山中市長は今年を歳出改革元年と位置付け、市民の利用料の値上げや市民サービス削減を令和4年4月に市役所内に具体的に要請しています。にもかかわらず、関内駅前、山下ふ頭、上瀬谷に加えて、三ツ沢公園まで開発するのは理がありません。開発の乱発をやめてください。


6

新たな球技場を作っても、築58年のニッパツ三ツ沢球技場の老朽化、バリアフリーなどの問題は解消されません。ニッパツを放置せず、臨場感と開放感に富むニッパツの良さを生かすような改修を行なってください。ニッパツのメインスタンドを屋根付きのメインスタンドに立て替えてください。


7

リーフレットでは「球技場全体を建て替える場合、J リーグのスタジアム基準に基づき全ての観客席への屋根かけが必要」と書かれていますが、これはミスリードです。順次、改修していく案ならば、まず1/3以上の席数を持つメインスタンドを屋根付きに建て替えれば、Jリーグの基準は満たします。


8

市民意見募集に際し、市は建設費用はいくらなのか、誰が負担するのか、どの位の規模のスタジアムを作るのかという情報も示さず、あらたなサッカースタジアムを三ツ沢公園内に作る必要性も採算に関する損益分析も示していない。そうした情報と損益分析を示して、意見募集を行うべきである。


9

三ツ沢公園にもう一つサッカースタジアムを新しく作ることに反対です。ニッパツ三ツ沢球技場の老朽化とバリアフリーなどの問題を解消し、横浜市の財政難を考慮して、はるかに安くつくニッパツを安全なスタジアムに改修する計画を進めてください。


10

横浜市に新しいサッカー・スタジアムを作る必要があるならば、三ツ沢公園のような交通難所ではなく、山下埠頭の再開発計画の中で作るべきである。公園を破壊することもなく、傾斜地の造成も必要なく、はるかに少ない予算で、観光資源としてのポテンシャルに優れたスタジアムが作れる。




横浜の中学給食 〜 全校で“学校調理方式”を実現する方法に関するチラシを作成しました

  シンポジウム「横浜の中学給食 〜 全校で“学校調理方式”を実現する方法は? 学校給食の理想は?」 を受けて,以下のチラシを作成しました. シンポジウムのアーカイブはこちらです. https://youtu.be/WoP724x3-gg ちらしは以下のリンクからDL可能です. ...